MIIMOO BLOG ·

日本の暮らしから、プロジェクターを考え直す。

旧サイトのテーマを引き継いだ再編集稿。仕様表だけでは見えない、置き方、使い方、日々の距離感について。

日本の暮らしから、プロジェクターを考え直す。

【旧サイトから継承したテーマ・再編集稿】この記事は、旧サイトで取り上げていた日本市場とプロジェクターのテーマを、新しいサイト向けに整理し直したものです。旧記事の原文をそのまま復元したものではありません。以下はMIIMOOの製品開発上の考察であり、市場規模や販売動向を示す統計記事ではありません。

「何が映るか」の前に、「どこで使うか」

プロジェクターを選ぶとき、明るさや解像度は大切な比較軸です。一方、私たちが設計で考えたいのは、使う場所から始まる体験です。テーブルのどこに置くか、どの壁に映すか、見終わったらどこへ戻すか。その一連の動作によって、日常的に使う道具になるかどうかが変わると考えています。

部屋に合わせる柔軟さ

日本での使い方を考える際にも、部屋の広さや家具の配置を一つの型に決めつけることはできません。住まいによって条件が違うからこそ、置き方や角度を調整できること、移動させる動作が負担になりにくいことに、設計の余地があります。

仕様と体験の間を埋める

映像の品質は必要条件です。その上で、電源を入れてから見たいものにたどり着く流れ、向きを合わせるときのわかりやすさ、使い終わった後の片付けまでをつなげて考えたい。仕様表には載りにくいこうした部分が、製品の使われ方を左右するというのが私たちの見方です。

実物に触れながら考える

S1を含む投影機器の検討でも、形の提案と、実際に持つ・置く・向きを変える動作を行き来しています。一つのスペックだけで答えを出すのではなく、暮らしの中で繰り返し使える理由を探すこと。その視点をこれからも持ち続けたいと思います。